君がいた ~夏と海と鮮血の狭間で~

「何これ!鉄板の上なの!?」

「なっちゃん!熱いよぉ!」


隣で由梨があまりの熱さにうさぎのように
ジャンプしていた。

あ、由梨かわいい。

じゃなくて!

私は高速足踏みを繰り返す。


「渚!大丈夫か!?」

見かねたみーちゃんが助けに来てくれた。

さすがみーちゃん!

感謝するよ!

「あぁ!?あっつ!」

.......前言撤回。

みーちゃんがアホなの忘れてたよ。

なんで裸足で来るかなぁ。


なんか、熱さも感じなくなってきたよ。


あ〜いい感じの温度〜


首から下を砂に埋める人の気持ちが
今なら理解できるね。



「...っ渚!危ない!!」

向こうでヒロちゃんが叫んでる。

危ないって何が?


何気なく前を向くと、

「おわっ!うおっとっとわあああっ!!」