(落田君…?) そういえば、落田君といえば昨日璃子がなんか言ってたな… 私が窓から見ていると、落田君と目が合ってしまった すると──── ぺこり。 落田君が、おじぎをした 私もそれに合わせて、軽く会釈をすると落田君は少しニコッと笑って自分の下駄箱へと向かった。 それからは、いつも通りだ。 またいつものように、ただ、ただ時間を過ごすだけで授業が終わり、放課後の時間となった。