私も春咲に続いて璃子の方へと戻った。 「璃子〜!遅れてごめんね!」 璃子は 大丈夫だよ、と言ってくれた。 その後も祭りを堪能し、気がつけばもう祭りの終わる時間になってしまった。 璃子はおばあちゃんの家によるから、と私とは反対方向に帰っていった。 私は家に向かって歩き出したが、歩いている途中で 人とぶつかってしまった。 「すいません!」 と謝ると、 「いえ、大丈夫です」 と、涙声混じりの女の子は反応してくれた。 しかし、その子の顔を見て驚いた。 「香澄ちゃん…?」