次の日も変わらず起きて学校へ向かう。

(今日は国語ないのか...)

少しガッカリしながらとぼとぼ歩く。

後ろから

「千明!!」

と声が聞こえて振り向くと、涙がいた。

「涙、おはよう。」

「おはよ!」

やけにハイテンションな気がする。

「テンション高いねぇ」

「え、わかる??」

バレバレだ。

「なんかあったの?」