前川先生のあの時以来の胸が苦しくなる感情

(なんでこんなところで先生が…)



その後のプールは四人で楽しんで、たまにしゅん君達のグループとすれ違うとき、しゅん君が私に会釈してくれたり、少し嬉しかった出来事もあった。

「じゃあな〜!」

「ばいばい、気をつけて」

ヒロとキリがテンション高めで言う。

私と涙は2人に手を振って歩き出した。