「おー!プールだあああ!!」

「ヒロ、はしゃぎすぎ。」

「流れるプールから行こっか!」

私達はまるで小学生に戻ったように騒いで楽しんでいた。

私は心の奥でさっきぶつかった彼を探していた。

「スライダー乗る?!」

「いいねえ。」

ヒロとキリが盛り上がっている。

「涙、乗れる?」

「うんっ大丈夫!」

4人乗りの回転するスライダーの長蛇の列に並ぶことになった。