くだらないことを話していたらあっという間に職員室に着いた。 「咲良、ありがとうな。」 「はい。」 すると先生の手が伸びて私の頭へ。 「...っ。ごめん。」 先生は少し顔を赤くして職員室の中へ速足で入った。 (え...。何今の。) いわゆる頭ポンポンだ。 自分でそうわかってから途端に恥ずかしくなった。 授業へ行く気分にもなれず保健室に行った。