「はい。じゃあ今日はここまで。 夏休み怪我しないようにするんだぞー」 前川先生がみんなに言う。 その笑顔でさえ愛しく感じた。 (ダメ...。) 封印したくてもできなかった。 この場からいなくなりたくてトイレに逃げ込もうとしたその時、 「ドンっ」