認めたくないと言われればそうだ。

先生に恋したなんて。

「千明、認めたくなければ認めなくていいんだよ。 」

「どうして?」

「だって千明から"好き"って一言も言ってないから。 」

(正直、自分でも好きかなんて分からない。)

「あっやばい部活の時間だ。

頼ってくれてありがとう!じゃあね!」

「あ、うん...。頑張って!」

ルイは部活へ小走りに行った。