「!?」

気が付くと私は保健室のベッドで寝ていた。

「あ、気がついた?良かった...」

私がベッドから起きたことに気づいた
保健室の先生がほっとため息をついた。

「木山(きやま)さん、朝から気絶したきり
ずっと寝ていたから心配してたのよ」

ずっと...?

「え、今何時ですか?」

「夕方の4時よ。もう放課後ね。
今日はもう早く帰って休みなさい。
多分貧血かなんかね?夜更かしとか
してるの?」

「い、いえ、してないです」

「そう、まぁいいわ!寄り道せず
帰るのよ!」

「はい...」

私は、一体...
何だったんだ...あのノイズ...
そして、あの男子の言葉...
死ぬって何?
もうわかんない!

「あ、」

あ、?今誰か...って

「大丈夫なの?」

「あ、」

朝のノイズ男子...
あれ?今はノイズが走らない。

「あのさ、ちょっと話があるんだけど」

「その前に、貴方誰?」

「あ、そっか、ごめん。今日転校してきた
神崎 武(かんざき たける)って言います。」

「え、転校生なの?」

「うん、キミとクラス一緒なんだ。
キミは木山 碧(きやま あおい)さん。
って言うんだよね?」

「よく知ってるね。もしかして...」

「凜々さんから聞いた。」

「やっぱり、あはは
よろしくね!武くん!」

「うん、よろしく。
、てあの!話があるんだけど!」

「あ、そーだったね!ごめんごめん」

教室で話そう。
そう、武くんは私に言い
私を教室まで連れ出した。

話ってなんだろ...
こんな誰もいない教室で...