漆黒の夕闇

「知ってたのかよ!」



「チッ、湊の奴、何で黙ってたんだよ!」



「みーちゃん…。」



そんな中、快は。



「(しょうがねぇだろ。アイツは誰にも頼ろうとしねぇ。昔からだったし、昔のことが原因だろ。)」




「湊!!」




「おい、無理矢理起こすなよ。体に悪いからな。」




「でも!!起こさなきゃ危ないんですよね!?」




「今のままだったらな。意識が戻れば問題ねぇよ。」




「湊はさ、ずりぃよな。自分ばっか俺たちのこと知ってて、俺たちは、湊のこと何にも知らない。逆に教えてくれない湊も湊だけど。ホント、なに考えてるか13年間一緒にいても全然わかんねぇ。」




「ホントだよな。なぁ、湊。お前がやろうとしてること、少しは教えてくれねぇか?頼むから、頼ってくれよ!」




はぁ、ネガティブ思考かよ。めんどくさ。




湊、早く起きろ。みんな待ってんぞ。




「湊、みんな待ってるから安心して帰ってこい。」




「みな!起きろよ!」




「みーちゃん!!起きてよ!起きて!」




そんな声をかけているにも関わらず湊は起きなかった。




「もう、お前ら一旦帰れ。湊はちゃんと看ておくから、そのままじゃお前ら体もたねぇぞ。」




「でも、湊が心配なので、。」




「おいおい、湊が起きたときその顔見せんじゃねぇぞ。余計、自分を責める。」