漆黒の夕闇

あれから、食事をとって寝たけど、起きたのはその30分後だった。



やばー。最近眠れなすぎ。



「ちょっと歩こうかな。」



よし、行くか。



思ったら、すぐ行動だ。



ガラガラ



「流石に、暗いな。」



それから、一時間位歩きながら携帯を弄ってるといきなり着信音が鳴った。



快?



「なに?」



「あ、ってめ。今どこにいる!?」



「リハビリテーション。」



「なんでそんなところいるんだよ!?」



「リハビリしようかな~って思って。だめだった?」



「だめに決まってンだろ!」



「は?なんで?」



意味わかんねぇ。オレの勝手だろ。



「お前足の筋肉固まってンだぞ?」



「だからこんなに歩くといてぇんだ。」



「お前、痛かったんなら言えよ!?」



「え、言わないとだめだった?」



痛くても別に言わなくてもいいだろ。



「当たり前だろ。オレは医者だぞ!?痛かったらちゃんと言え!いいな!?」



必死すぎ。



「そんな必死になること無いだろ?」



「必死にもなるわ!俺お前の兄弟だぞ。」



兄弟、ね。



久し振りに聞いたわ。



でも、もうその関係には戻れねぇんだ。



「あー、わかったわかった。じゃあ、部屋戻る。」



「待ってるから。早く来いよ。」



「おー。」



ピッ。



「めんどくせぇな。」



そんな声がリハビリテーションに響いた気がした。



そのあと、時間をかけて部屋に戻ると快がベッドにうつ伏せになって寝ていた。



疲れてんのか。



快の髪の毛をサラサラと撫でていると、



「んっ、くすぐたぁい。」



声がしたけど起きる気配はなかった。



オレは他のところ行くか。