「それもそうかもね」
奈々はようやく落ち着きを取り戻した
でも、二人が教室に入ってくるとまた不機嫌になった
そんなことを知らない優奈は私達に近づいて
「おはよう、奈々ちゃん、葵ちゃん」
といった
優奈は小柄でリスのようにクリッとしため目にボブの髪の毛をふわっとさせてる
女の私でも守ってあげたくなる
「よく葵に話せるよね」
奈々が優奈を見ながらボソッといった
すると、優奈は申し訳なさそうな顔をして
「ゴメンね。でもね、私もずっと日向君が好きだったの」
「じゃあ、なんでいってくれなかったの?」
奈々がさらに問い詰める
「だ、だって皆が葵ちゃんを応援しようっていうから・・・」
「はぁ?私達のせいにする気」
「そんなつもりは・・・」
優奈の目から涙がでると奈々はさらに優奈に詰めより
「泣いて許されると思ってんの?」
「ちょっと奈々、優奈がかわいそうじゃん」
奈々の腕を引っ張るけど奈々は払って
「葵は黙ってて!」

