教室に入り奈々と私の席でおしゃべりをしていると
窓から一緒に登校する二人がみえた
よく見えないけど手を繋いでるようだ
｢葵どうした・・・ってなんなのあれ！？｣
奈々が二人を見ると声を張り上げて立ち上がった
｢信じられない！優奈は葵が日向君を好きって知ってたのに｣
奈々の手が怒りで震えていた
｢まさか・・・今日日向君と一緒に来なかったのは優奈のせい？｣
｢優奈のせいじゃないよ・・・それに告白したのは日向からなんだよ？｣
｢だとしても、OKする？葵の気持ち知っといて・・・｣
奈々が私のために怒ってくれるのは嬉しいでも
｢もし、優奈が断ってたら日向は傷つくでしょ？
それに私が日向に告白しても日向はきっと付き合ってくれないよ｣
