次の日、日向はいつも時間に待ち合わせ場所にいなかった
一度も遅れたことはないのに


私は歩き始める


ふんだ!別にいいもん!日向なんていなくても・・・


ふと、私は立ち止まった

・・・この道こんなに広かったけ?


普段と同じ道のはずなのにどうしてこんなに違うんだろう
日向の存在がいつの間に大きくなってたんだろう


学校に着き下駄箱に向かうと友達の奈々がいた


「おはよう」


「おはようあれ?今日日向君は一緒じゃないの?」


「うん、ちょっとね」