...やばい。わたしだ
でもでもでもでも!いくらこんな明るくっていい人でも、このノリはいやだ



「由紀ー」



こそって隣りの由紀を呼ぶ



「おっけー」



チラって見ただけでわたしの状況がわかったみたいで頷いてくれた



「4番の人だれ?」



菊池君が聞く



「あっ!嘘でしょーいやだ」



聞こえてきたのは隣りの由紀から



「は?なんでお前なんでよ」


「はー?これはこっちにセリフよ
なんでこんな命令したのよーいますぐ取り消したら?」


にやにやしながら菊池君をあおって取り消そうとしてくれる。さすが由紀!