結婚して三年。
私たちの一日の会話はこれだけだ。
神崎 奏 カンザキ カナデ、27歳。
旦那である壮司(ソウシ)と結婚して三年が経った。
大恋愛を経て結婚したはずの私たちは
たった三年でこのザマなのだ。
「カナと一緒に歩いていきたい、
カナは強いから俺がいなくても生きていけるだろうけど
俺はカナに支えてもらってこそ立っていられるから。
だから、カナと一緒に歩いていきたい。」
プロポーズの言葉には精一杯の愛を感じた。
情熱的に私を求めていた旦那はどこへいったのだろう。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…