強がりな奥様








驚き固まる私には見向きもせずそのまま部屋へ。




「あ、そ、壮司?今日は早かったのね。
ご飯、出来てるよ、?」


控えめにそう声をかけてみれば


「ああ、風呂から入る」






ぶっきらぼうに、だけど優しいあの声で

私への返答が帰ってきた。







どうして、今日に限って、。








やっと離れる覚悟を決めたというのに。




揺れるな、私。







思い出して


私はもう役目を終えたんだから。