先輩、私を彼女にしてください❤︎

「ごめん。俺、好きな子いる」



えっ!
耳を疑うような先輩の言葉。



先輩……好きな人いたんだ。
もう私は完璧に失恋していたんだ。



「どんな子なんですか?」


彼女が震えた声で聞く。
きっと今、私は彼女と同じ気持ちだ。


「何かバカな子。俺の苦手なタイプなんだけど、何かほっとけなくて見てたら好きになった。」


----チクン。


なんだ…
先輩、好きな子いたんだ。


バカみたい、私。


勝手に先輩と距離が縮まったなんて……


勘違いもいいとこだよ。


私は勢いよくその場から逃げ出した。