夢をみましょう

使いきりのカメラだった。

「なんだよ。カメラかよ!」

「えぇ~↓」

「お前に任せるんじゃなかったかなぁ・・・。」

「ごめ~ん。」

洸輝はカメラに紙がついているのに気がついた。

「それ、なんか書いてない?」

「え?あぁ、これ?えっと・・・」

『このカメラは今のペア2人を撮るのだけに使ってね♪
 
 それ以外の人を撮った写真があると罰ゲームがあります♪

 城香祭中に使い切らなかった時も同様に罰ゲーム☆』

「「は?」」

意味不明なメッセージに首をかしげる2人

「え、これ洸輝くんとしか撮っちゃいけないの!?」

「らしーな。」

「うっそだぁ~!」

「うるせぇな。」

「し、、しかも罰ゲームって書いてあるよ!?」

「そんなの大したもんじゃねぇだろ。」

洸輝は立ち上がって、スタスタと歩き始めた。




この罰ゲームが大変なことになるとは知らずに――――・・・