「大丈夫。着いたぞ。」

新しくできたショッピングモールに到着。

「うわぁ!おっきいね!」

「まぁな。行こうぜ。」

「あ、うん!」

彼が、さっと自然に手を繋ごうとしたけど、それも避けてしまう。

出来るだけ、自然に。

悲しそうな、顔をしていたのは知ってた。

でも、怖いんだ…

触られるのが。

だから、ごめんなさい。