「そんなの無理だろう。この世界は戦でまみれている。お前だってわかってるだろう?近くで戦が起こったこと。知らないとは言わせない。いつかここにも火種が来ることも。その時、お前は戦わないのか。」
「…五月蝿い。牢に入れられてるお前に何が分かる!その情報もラインから聞いたものだろう!」
「ミ…
「私は長だ。名前で呼ぶな。」
「…分かったよ。長。」
「私は戻る。お前をみているとイライラする。」
そう言い捨てて地下牢を出た。
レイは相変わらず私をいらつかせるの得意だ。昔っからそうだ。レイは飄々としているが、いつも私の胸をえぐるようなことを言う。そんなレイが私はずっと嫌いだった。

