いや、知ってるな。顔が笑ってる。

「いやー。この頃雨ばっかで洗濯が出来なかったから。
悪いね。あそこに洗濯桶があるから。」

そう言うと、ヨシバは直ぐにドアを閉めた。

はぁ。やるか。

私は洗濯桶までいき、洗濯物を綺麗にしていく。

こういうのはラインにしてもらっているからな。やっぱり、自分のことは自分でしなきゃな。
洗濯物と奮闘していると、頭上から舌足らずの可愛い声が降ってきた。

「おねーたん。一緒に手伝う‼」

見上げるとナナバが立っていた。