「おはよう。ミワ…いや、長。」

「名前でもいいわ。」

ヨシバはイトコで年上だし。

「ダメだ。これは私のけじめみたいなものだし。」

彼女は、笑いながら言ってきた。その顔はとても綺麗だった。

綺麗だな。

「今日は何をすればいいの?」

そう言った瞬間、大量の洗濯物を渡された。

「え。」

私は洗濯物が苦手というか洗濯板を使うのが苦手だった。そんなことを知ってか知らずか…