君の瞳にわたしが映っても(完)



「まあ、今日も一緒にしゃべれたしいっか!」


今日のわたしは普段よりも一段と気分がいい。

あれから兄ちゃん絡みの不良は来なくなったし、彼らの心配は無くなった。


それに、相川とも毎日昼休み一緒だし!


「ふんふんふん。」


鼻歌まで歌いだす始末だ。


非常階段を登る。一番上がいいんだよねー。


見てるのばれないし!


だけどそんな時だった、上からなにやら話し声が聞こえた。


やばいっ。


告白とか?ありうる。


ゆっくりと後ずさりしようとした時だった…