わたしはそのままムキになって起き上がろうとした…けど



「った…」



激しいめまいと頭痛、そして吐き気に襲われた。



ストレスかな。




「っバカ!」




修二は慌ててわたしのことを押し倒した。



「病人は黙って寝てればいーんだよ!」



「だって!」



「だってもなにもねー!おとなしくしてろよ。ほんと、相変わらずのバカ。」



「バカバカうるさいなー!」



「静かにしてろよ、ほんと。」