「いい子ね、祐也くん。これからずーっと一緒だよ♪」

真っ赤に染まった部屋のなかで、息絶える祐也と彼女。
自らの手を真っ赤に染めたまま、警察官が部屋に入ったことにも気がつかぬほど。

宇佐美は祐也を背中から抱き締めて、頭をなで続けていた。

「あなたは、私のモノ♪」