「いやー、しかし面白いですね。入ったうちが天ぷら屋であげられたって。よし、オレも誰かにやってやろう!」 「やめとけ、やめとけ。冗談じゃないか。いずれ、良子先生の耳にも入る。嫌な気持ちがするから、やめときな。」 「そうはいかないっすよ。先生がやって、生徒がやっちゃいけないなんてことはないんですからね。オレ、やりますからねー!」 「あ、こらー! 待て、桂!」 オレは、ダッシュでその場を後にした。