翌朝、おじさんの部屋の掃除を命じられた。 カーテンを開けて、それから空気の入れ替えのために窓を開けると、外に向かって鳥が飛び出した。 「うわっ! 昨日ここ閉めたの誰!? 鳥が入って来てるじゃん!」 しかし、その鳥にどこか見覚えがあった。 「あれは、インコ!? しかも、5羽……ってまさか!」 慌てて壁に目をやると、インコがいない。そのうちに、電線に止まっていたインコがピィッと鳴きながら壁の中に、納まった。 た、大変だ!!