「何を怒ることがあるのだ? ちゃんと絵を描いたではないか。」 「これのどこが絵ですか!」 するとおじさんは、キッと私を睨んだ。 「……お前の眉毛の下に2つ光っているものはなんだ?」 「何って、目ですよ。」 「その目は何のためについてある?」 「見るためです。」 「そうだろう。見てもわからんような目など付けておいても無駄だ。くり抜いて、あとアルミホイルでも貼っておけ!」 このクソじじい……言わせておけば……。