「さあ、雀様。お投げください。」 「わかった! チャーシューメンッッッッ!!」 すると、雀様は、重い球を思いっきり振りかぶって投げ、レーンにゴンッ! という物凄い音が響いた。 間違えた。 オレは、店員に訳を話して謝り、雀様にボールの投げ方……転がし方をレクチャーした。 「さあ、転がしてみてください。」 「こ、こう?」 雀様のボールは早いスピードでピンに近づき、3本倒れた。 「おー! 倒れた! 倒れたよー!」