「はぁ~疲れた。
 あら?ケガしたの?」


保健室の先生が、汗を拭きながら入ってきた。


「あ、一応冷やしておきました」

「捻挫かなんか?」

「そうみたいです」

「そう。歩ける?」

『はい。あたし・・その・・』

「じゃ、クラスに戻るか」

『ハ、ハイ』