ハイバネーション 【完】

黒い男の人の前を通り過ぎたとき
腕をガシッと掴まれた。


『きゃっ』

振りかえると、その人が
視線をゆっくりと上げた。


『っ! せん・・せ・・?』


「この恰好だと、みんな
 気づかないから」


先生が、ニヤっと笑った。