先生が、音も立てずに立ち上がり
あたしの後ろに回る。


心臓が、爆発しそう。
それも
学校ごと吹っ飛ばしてしまいそうな勢いで。


『ほ、ほかに話がないんなら』


先生が後ろからあたしの肩に両手を置く。


『す、す、好きとかあり得ないし。
 むしろキラィ・・』