そのネックレスを外して

何カ月か前の記憶が脳内に再生されて心がじわっと痛む

夕日は沈み1人薄暗い道をトボトボと歩く帰り道

慣れたはずなのに、今日は何故だろう

なんだか分からないけど泣いてしまいそうで
鼻の奥がツンと痛んだ

___ポツッ

「雨?」

同時に来た夕立ちは、徐々に勢いを増していき

一瞬で私の全身を濡らす

どうして、こんなときに・・


現実はいつも冷たく私に非情だ


私は近くのコンビニで雨宿りを決めて走り出す

頬に流れる水滴が雨なのか涙なのかさえ分からない

ただひたすらに走り続けた