そのネックレスを外して

「お前も、一緒に帰るか?」
「方向も一緒だし一緒に帰ろうよー」

「いや、私も人を待ってるから」



咄嗟についた嘘


これは私のプライドなのか

願いなのか



“そっかぁ”
“気をつけて帰れよ”

そういってヒラヒラと手を振り私に背を向けて歩きだす2人

彼の手には里奈の鞄

こうなったのは誰のせい?
 

否、私のせい


誰も恨むことはできない

「ああ、頭が痛い」

神様叶うならもう一度時を戻して