放課後
誰もいなくなって静かに夕日に染まる教室
聞こえるのは運動部が走る音と、野球部のボールがバットに当たる金属音
なんだか分からず悲しい気持になってふと目を閉じると
「里奈部活終わった、帰るぞ」
突然の聞きなれた声に反射的に廊下を見る
「片瀬っ・・・」
「あ、蓮也くんだ。お疲れ様~」
私の呟きは目の前のトーンが上がった彼女に被せられ小さく消えた
黒髪にぱっちりとした目、筋の通った鼻
小学生までは私の方が高かった背も今は比べようもないくらい追い越されてしまった。
そしてなによりも
「お前また凛を待たせてたのか。悪いな、いつもこいつのわがままで」
フッと目を細めて笑う笑顔
反則だと思う
「ううん、全然。こっちも暇だったし・・」
「蓮也君の愚痴聞いてもらってたんだ~」
「はぁ?俺に不満があるなら直接言えっての」
「分からず屋に言ってもねぇ、ね、凛!」
「そう、だね」
痴話喧嘩をしながら幸せそうな2人に
私の入る場所は
ない
誰もいなくなって静かに夕日に染まる教室
聞こえるのは運動部が走る音と、野球部のボールがバットに当たる金属音
なんだか分からず悲しい気持になってふと目を閉じると
「里奈部活終わった、帰るぞ」
突然の聞きなれた声に反射的に廊下を見る
「片瀬っ・・・」
「あ、蓮也くんだ。お疲れ様~」
私の呟きは目の前のトーンが上がった彼女に被せられ小さく消えた
黒髪にぱっちりとした目、筋の通った鼻
小学生までは私の方が高かった背も今は比べようもないくらい追い越されてしまった。
そしてなによりも
「お前また凛を待たせてたのか。悪いな、いつもこいつのわがままで」
フッと目を細めて笑う笑顔
反則だと思う
「ううん、全然。こっちも暇だったし・・」
「蓮也君の愚痴聞いてもらってたんだ~」
「はぁ?俺に不満があるなら直接言えっての」
「分からず屋に言ってもねぇ、ね、凛!」
「そう、だね」
痴話喧嘩をしながら幸せそうな2人に
私の入る場所は
ない

