【完】溺れるほど、愛しくて。




「おい、着替え持ってきたぞ。
さっさと風呂入ってこい」


「あっ…え…でもっ…その慶さんが先どうぞ!」



いきなり、声をかけてくるもんだからビックリしちゃった。


だって今めちゃくちゃ聞かれたくない話をしていたから。



「お前は俺と一緒に入りたいのか?」



へっ!?
慶さんってば、真顔でなんてこと言うの!?



「そんなわけ…っ!」


「なら、さっさと先に入れ」



顔色一つ変えずにそう言うと慶さんはリビングのソファにドカッと座った。