【完】溺れるほど、愛しくて。




紅嵐のメンバーはBlackCityで集まって連絡を待っている。


そして、あたしと五十嵐さんだけじゃなく、そこにはお姉ちゃんも一緒にいた。


慶さんが搬送されたのはたまたまお姉ちゃんが入院している病院で


最初はお母さんに止められたけどあたしとの約束を思い出したのか、お姉ちゃんの外出を許した。


三人の再会がこんな形になるなんて……
神様はどこまでひどい人だ。



「くそっ……全部…俺のせいだ」


「忍くん…そんなに自分を責めないで」



違う、違うよ。
五十嵐さんのせいじゃない。


あたしのせいだ。
あたしが軽率な発言や行動をしたから……



「ごめんなさい…あたしのせいで…っ
あたしがあんなことしたから…」


「萩花のせいでもない。
慶くんは萩花のことが大切だから守ったのよ」



お姉ちゃんがあたしをそっと抱き寄せる。


もうすぐ、あたしは慶さんを裏切るのに。
いっそ、嫌いになってくれた方が…いい。