【完】溺れるほど、愛しくて。




もうなんで慶さんはこんなに
あたしの心を鷲掴みして離さないの?


あー、もう!
好きすぎる!!



「ねえ!今日の夜ご飯はお鍋にしよっか!」


「んー、いいな。何鍋にすんの?
俺、キムチがいい」


「じゃあ、キムチね!決定!」



こうやって、一緒に歩いて話をしているときがすごく幸せでずっとこの時間が続けばいいのにって思っちゃうよ。







「あ、もしもしお姉ちゃん。今大丈夫?」



夜ご飯を食べ終わって、慶さんがお風呂に入っているときにあたしは病院にいるお姉ちゃんに電話をかけた。



『うん、大丈夫だよ。
でも急にどうしたの?』


「あのね……あたし、今家出してるの」



そう、これを伝えたかった。
いつまでもつき続けれられるウソじゃない。



『え?家出?
お友達のお家にでもお邪魔してるの?』