【完】溺れるほど、愛しくて。




「ごちそうさまでした」



他愛のない会話をしていると時間は
あっという間に過ぎて夜ご飯を食べ終わった。



「あとはやっとくから
慶さんはお風呂入ってきなよ」



「んー、そうする。サンキュ」



ぽん、とあたしの頭の上に手を置いて一度微笑むとお風呂へと向かった。


はぁぁ…!!今のは反則!

不意打ちは本当に心臓に悪いからやめてほしい。


いつか心臓が爆発しちゃうんじゃないかな…?



「さぁ、頑張りますか!!」



自分に気合いを入れて洗い物をする。


水が冷たく感じる。
もうそんな季節になったの?


そういえば最近肌寒くなってきたなぁ。
当たり前だけど、どんどん冬に近づいていくんだね。



「あっ、洗剤切れたから
物置から取り出しとかないとっ!」



明日取りに行くのはめんどくさいし、慶さんがお風呂から上がってくるまではどうせ暇だし。


慶さんの家には生活用品が買い置きされていてそれがクローゼットの中にしまわれている。