「うん」
「ただ、早くお前に触れたくてしょうがなかった」
トクンと音を立てる鼓動。
自分でも分かるくらい顔が体が熱くなっていく。
そんなの不意打ちで言わないでよ!
身が持たないじゃんか!
しかも、耳元でご自慢の綺麗な赤髪があたしの頬に少し触れているのがまたドキドキを加速させていく。
「今日はなんだか甘えん坊さんだね」
「たまには…いいだろ」
「うん…可愛い」
「…うっせぇ」
あたしを包む慶さんの程よく筋肉のついた腕
ふわっと鼻に届く香水の匂い。
全てがあたしを惑わす。
や、やばい…
慶さんが可愛すぎて鼻血でそうなくらい顔赤いし、ドキドキしてる。
慶さんは後ろにいるから顔見られなくてよかった…
こんな顔見られたらどんなこと言われるか!



