「ダメなところもちゃんと見てくれる人がこの先、大切にしていかなきゃいかない人なんじゃないかな?」
「え?」
「あたしはダメなお姉ちゃんも完璧なお姉ちゃんもどっちも好きだし。どっちも自慢できるよ」
だって、お姉ちゃんはお姉ちゃんなんだもん。
それは一生変わらない。
それにお姉ちゃんがいなかったらあたしは今頃もっともーっとグレていたはず。
お姉ちゃんの優しさがあったからあたしは今ここに立っていられる。
「萩花って本当にいつも元気くれるよね。
その元気に何度助けられてきたことか」
ふわっと笑ったお姉ちゃんはとても綺麗で思わず見とれてしまいそうになった。
お姉ちゃん…可愛すぎだよ!
あたしにもその要素分けて…!!
「あたしもお姉ちゃんに
助けられてきたからお互い様だね」
「そうだね。
あー、やっぱり萩花と話すのは楽しいな!」
「あたしは笑いのセンスありだからねっ!」
「いや、それはないよ。ないない」
「ちょっと!全否定はやめてよ!」
結局、聞きたいことは聞けずに本当にいつものように話すだけ話して「リハビリ頑張ってね!」といい、病室を出た。



