それに加えて、以前のように歩くことも難しいと言われて弱音を吐きたくなるのもわかる気がする。
お姉ちゃんは努力家だから…
本当に心から人として尊敬できる人なの。
「ダメなところくらいあったっていいじゃん。
完璧な人間なんてこの世にいないでしょ?
あたしなんて欠点だらけなんだからさ!」
せめて、あたしがお姉ちゃんを励ましてあげたい。
寄り添って支え合いたい、いつもお姉ちゃんがあたしにしてくれたように。
だけど、あたしの言葉を聞いて一瞬お姉ちゃんの目が悲しげに揺れたのをあたしは気づいていた。
「ダメな私なんて誰も興味無いよ」
辛そうに顔を歪ませて、白いシーツをぎゅっと握った。
そこには色々な苦悩や苦しみ我慢が込められているんだろうなぁ。
今までお姉ちゃんは“完璧”しか許されなかったからそう思うだけなんだよ。
人は失敗したってやり直せる。
“完璧”じゃなくても愛してくれる人がいる。



