「あ、あります」


「だったら、そんな格好ありねーんだけど」


「へ?」



服装?
それは朝許してくれるって……



「朝は許したけどさ、やっぱり無理」



やっぱり、似合ってないって?



「そんなに肩出してたら他の男に見られる。無理。俺、耐えらんない」



そういうと、コテンとあたしの肩の上に頭を預けてきた。


なんか慶さん可愛すぎませんか…?



「み、見ないよ!」



誰もあたしのことなんて興味無いから見ない。
たいして、スタイルがいいわけでもないし。