「ふーん」 相変わらず、慶さんはあたしの話には興味がなさそう。 なんの話だったら興味湧いてくれるのかな。わかんないや。 「…妬いてる…可愛いやつ」 なんて、慶さんが呟いていたことをあたしは知らない。 しばらく歩いて着いたのはアクセサリーショップ。 お店の人はスーツを着てきっちりとした服装で接客している。 高級感が溢れ出てるんだけど……まさか、ここに入るの? あたし、そこまでお金持ってないよ!?