「え?ふてくされてんの?そんな本気にしなくてもー。」


「別に。身長なんか関係ねえし。」


「まあ、そうかもね?関係ないないー」

こんどは少し機嫌をうかがいながら言う。


「そーだろ!もう着くぞ」

そう言って、腕をほどかれる。

少し悲しくなったのは、最近のみんなからの愛情不足ー!


降りる駅のアナウンスが流れて、電車が停止する。


「じゃあ、勇人またね!」


「じゃーな。」


:このひと時、まわりの非リア共から睨まれまくったのは、このふたりは全く知らない。:



乃愛side___end