｢え？｣
｢…あ。ごめん。ほんとごめん。
でも、したくてした。
乃愛に泣いてほしくない。
、、俺じゃあ怜央の代わりにならない？｣
乃愛は泣きやんで驚いた顔して、顔を上げた。
｢、、、あ、えっと。もちろん勇人のことは好きだよ？
でも怜央くんは怜央くんで、勇人は勇人で、どっちも本当にいい人で。代わりなんていないよ。
、、、、、ごめんね。」
その後は、2人とも何も話さず、花火が終わってしばらくして、乃愛が帰ろうと口を開いた。
｢…でも俺、乃愛のこと好きでいるのやめないから。｣
乃愛、俺のこと好きになってよ。
