俺様ダーリン!?

『ありがとうございます★

じゃあ、ちょっと行ってきますね!!』

あたしは店長と別れ、ひなたのいる部屋に向かった。

ひなたの部屋に向かう途中懐かしい音楽が聞こえてきた。

そう、それはMusic Festivalで弾いた“White lovers”だった。

あたしは曲が弾き終わるまで部屋の外で待っていた。
途中で入るとひなた、
止めそうだしね;;

曲が終わるとあたしは
部屋に入って行った。

『ひーなたっ★
さっきの懐かしいね!

今でも弾けるんだ♪』

「さっき、楽譜見つけてさ。
弾けるかなー?って思って弾いてた。

ってか聞いてたんかよ!」

『うん♪
バッチリ聞いた★
めっちゃ懐かしかったよ!!』

「居るなら中入れば良かったのに;;

なんかこの曲やってると
またやりたくなるなー!!」

えっ…
あたしはその言葉に
一瞬ドキッとした。

ひなた、もう一回
やってもいいって
思ってるのかな?

あたしもひなたとなら
もう一回やりたいなー…
なんて思った。


あたしとひなたが話していると扉が開いた。