俺様ダーリン!?

ひなたと会う日、当日。

あたしは朝からドタバタしていた。

朝から準備に大忙し。
いつもはスムーズなのに今日はなぜか上手くいかない。

そんなことをしてるうちに時間は過ぎていく━━━。

もうすぐ4:30。
ひなたが迎えにくるまで
あともう少しとなった。

〜〜〜〜〜♪

携帯が鳴った。

受信先はひなただった。

「From:ひなた
━━━━━━━━━━━━━━━
あと少しで着くからーっ!!」

じゃあそろそろ出とかないとな…。

『じゃあママっ、
行ってくるね〜♪』

あたしは家を出て待っているとしばらくしてひなたが来た。

あたしの目の前に黒の車が止まり、助手席の窓が開いた。

「優花ー!
遅くなってごめんな;;

乗って★」

あたしはひなたに言われるまま乗った。

『ひなたが運転する車初めて乗った〜!
まあ当たり前だけどさ;;

何か変な感じするし(゚∀゚)!!』

あたしはそう言って笑った。

「さすがにもう24歳ですから!笑
車ないと不便だしな;;

って優花笑いすぎ!」

『なんか…
あたしは昔のひなたしか知らないから笑えるんだよ!!

あたしがひなたの車に乗るなんて思ってもなかったしさ!!

で、どこ食べに行くの!?』

「そうだよなー…
俺も優花は10年前のままだしな。
だから何か驚いた!
昔とはやっぱ違うからさっ。

ご飯はまだ秘密ー。
でも優花の大好きなものだよ!」